この一人旅で思ったこと・・・
一人旅でいいところとそうでもないところ、個人的に思ったところまとめてみました。
★一人旅のいいところ
・本当に自由きままに動ける。疲れたら休憩して、好きなだけ寝て、好きなタイミングでお店にはいって、好きなもの食べて、好きな店にいたいだけいれて、行きたいところに行ける。
・一人だから誰にも気をつかう必要がなくて本当にラク。けんかもないし、いらいらすることもない。
・現地の人や他の日本人と話す機会は数人での旅行より多い気がする。
・手配など全部自分で調べて動くから達成感がある。
・海外のアウェイ感の中で、一人で行動できるっていうちょっとした自信がつく。
・一人だと、複数でいるときより気をつけるから、逆にスリとか危険な目に合いにくい気がした。
・道も人も建物もよく観察することになるから、色んな発見ができて面白い。
★微妙なところ
・しゃべり相手が常にいないので、若干さみしいときもある。
・ごはんをシェアできないので品数が食べれない。人数いたらあれこれ頼めるのに。
・自分の写真があんまりない。(今はセルカ棒があるから大丈夫かも、でも一人でセルカ棒も恥ずかしい)
・感動を誰かとその場で分かち合えない。すごくうれしいときとか美味しいときとか感動したときはあれこれ言いたいタイプだから、その場で感情を言葉で出せないのがちょっときつい。言ったところで独り言みたいになっちゃうし。
・困ったとき、間違えた時、分からないとき、全部自分ひとりでどうにかしなきゃいけない。
初めてのひとり旅でしたが、私は一人旅が大好きになりました。
ひとりっていう不安は常につきまとうけど、それよりなにより自分の好奇心にしたがって、自由に自由に歩き回れて行動できるところ、本当に楽しかったです。
よくいう自分探し、みたいなのは別に全然ないけど、自分の性格は、よく分かったと思います。やっぱり、だれかと行動をずっとともにするときは、どんなに仲良くても気は遣うし、控えたり、合わせたりしちゃうから、だれに気をつかうこともないひとり旅は楽でした。絶対さみしくなると思っていたら、そこまでじゃなかったから、自分は意外と一人行動のほうが好きなタイプなのかなと思ったり。笑
まあそれはもちろん旅のとき限定ですが。笑
でも、これでこれからのひとり旅ライフの道が開けた気がします!
これでもうひとり旅は怖くない!もう社会人になってしまって、一人で旅行する機会がそんなにあるのか謎ですが、休みがとれたときには、臆せず一人で出かけようと思います。
そして、スペインは本当に素敵な国で、大好きになったので絶対また行きたいです。
2019/11/23追記:
この2015年の旅の後、私は社会人になりましたが、海外でのひとり旅に抵抗がなくなり、気軽に行けるようになりました!今思っても、本当にこれがひとり旅のきっかけでした。カンボジア、アメリカ、グランドキャニオン、インドネシアと最近もぼちぼちひとり旅にでかけています。
旅の費用
帰国の日は朝はゆっくり準備して出発。
カタルーニャ広場から空港行バスがかなり頻繁に出てるので
時間もバスにあわせたりしなくてラクでした。
ターミナル1と2でバスが違うので、そこ間違えなければ問題なしです。
そしてこの旅で使ったお金を計算してみました。
■往復航空券
9万3000円
■ホテル・移動費
9万2000円
■交通費・食費・入場料・おみやげ他
10万1000円
合計
28万6000円
現地でユーロにかえた現金は6万5000円。(450ユーロくらい)
カードをもっと使ったらもっと少なくてもよかったかなと思います。
予算としては、30~35万くらいだったので、案外安く済みました!
お土産はけっこう買ったし、服に1万くらい使ってるし、フラメンコやったり、コンサートみたりしたから結構使ったと思いきや予算におさまって良かったです。
バルセロナ観光②
ついにバルセロナ観光ラストの日。ついでにこの旅も遊べる最後の日。
はじまりは、サンジュセップ市場から。リセウ駅出てすぐ。
期待してたけど、期待してた以上によかった!土曜だからか、すごい活気にむんむんしてて、ところせましとフルーツ、チョコ、乾物、肉、パン、魚、お惣菜なんかが売られてて、見てても楽しかった!
ここでは生ジュース飲んだり、イチゴたべたり。
あと、海老の串が最強に美味しかったので、本当におすすめします。
その場で素揚げしてくれるんですが、ぷりっぷりで感動。
おみやげに、母親から頼まれてたスペイン産いちぢくを大量購入。
日本ではトルコ産いちぢくが主流で、スペイン産はなかなかないんですよね。
スペイン産のほうが、トルコ産より実がやわらかくて美味しいと評判みたいで。
3つくらいのお店で買って、たしかにドライフルーツなんだけど、ぷよぷよしていて、トルコ産のとは明らかに違って美味しかった!
実も小ぶりで白っぽくて、もう品種が違うのかなと思ったり。
安くたくさん買えていい買い物でした。
その後はグエル邸に。
これもガウディの作った家だけど、他のガウディの建築とは違って、とてもシックでした。
茶色、のイメージ。
お昼はラス・キンザ・ニッツへ。
パエリアがどうしてもまた食べたくて、安くて美味しいと有名なここに行きました。
二人前からしか頼めないけど、まあいっかと思い、いかすみパエリアを注文!
でかい鍋ででてきて、食べきれなかったけど、味はすっごく美味しかった!!!
これが人生で初めてのいかすみでした。(後日、人体では消化されずにそのまま出てくる感じ、強いなと思いました笑)
その後はカテドラルや王の広場、近くのショッピング街で買い物したり。
そしたら夕方に偶然、サルダーナの踊りを見ることができました!
カタルーニャの民族の踊りらしく、土曜の夕方にしかやってないみたいだったから本当にいいタイミングで。
楽器のひとたちと、踊る人たち。
夜は、エルシャンパニェトというバルへ。
19時ですでに混みまくっていて店内人がぎゅうぎゅう。
なんとかカウンターについて、注文。
白ワインを炭酸でわったシャンパニェトが名物だそうで、それが最高に美味しかった!
一人もくもくと飲んでいたけど、隣にいたおじさんと仲良くなって話しました。
常連さんのようで、しかもシャンパニェトのボトルごと注文してるみたいで、私がシャンパニェト飲み終わったら、それを注いでくれました。笑 本当に感謝。笑
おじさんは、友達を待っているらしく、30分後くらいに続々友達が来店。
おじさんは、私を友達2人に紹介してくれて、なぜか挨拶して握手して。笑
不思議だったけど楽しい時間でした。
というかろくに英語話せないのによく会話なりたったな。笑
楽しく飲んで食べてお別れして、いよいよカタルーニャ音楽堂でのコンサート!
21時~だったので、20時半には会場について写真とってました。
中のホールも入口も本当に素敵だった。
日本には、ステージ自体にこんな装飾がされてるホールってないし、シンプルに作られてるから、ホール全体がごってごてに装飾されてるのは不思議な感覚だったけど、それが圧倒されるくらい綺麗でした。
天井なんかもう豪華すぎてくらくらする。素敵すぎる空間でした。
4ギターズという人たちのギターコンサートだったけど、それが普通のコンサートじゃなくて、ものすごくコミカル!!!
コミカルなギターコンサートって想像つきますか?!笑
日本だとないな、と思いました。
私はクラシックとかピアノとか吹奏楽とかのコンサートに行っても気付いたらうとうとしてしまうタイプだけど、おもしろいから全然眠くならず、あっという間でした。
むしろ始まる前眠くてどうしようと思っていたけど、完全に目が覚めた。笑
スペイン語だけでなくてちゃんと英語でも話してくれるから、わかるし、スペイン語だけのとこもあったけどそんなの気にならないくらいに笑えて、楽しいコンサートでした。
あと、ド定番のショパンとかボレロとか、国はこんなに離れてるのに、みんなが知ってるってすごいなと単純に思いました。
世界中で人気の曲ってまあ文字では理解するけど、実際に海外で言葉は通じないのに、その場のみんなが同じ曲知ってるって状況を体験して、世界すごいなと感心しました。
コンサート終わって、23時前。結構遅い時間だから心配だったけど、地下鉄に乗ってちゃんと帰れました。
楽しい楽しい最後の夜でした・・・。